本を選ぶ楽しいひと時のお供に
雑記(2) - 2012/01/22 19:43
世の中には、様々な種類の本があります。
私が最も好きなのは、それぞれの分野の第一線で頑張っている方々が、
その持てるノウハウや考え方を本として著した、というものです。
そんな中で、さらに突き詰めて私が好きだと感じるのは、著者の処女作です。
大体において、
「間違いなく売れるから、2冊目のためにノウハウを出し惜しみしよう」
という本は少なく、自分の分身とばかりに、
「今の自分の持てるノウハウをこの本に全てぶつけよう。」
という意気込みを感じるものが多いからです。
2冊目以降となると、確かに本としては洗練されていることも多いですが、
1冊目の主張を角度を変えて繰り返しているだけだったり、
不得意な部分まで無理に主張しようとしたりという部分があり、
内容がどうこう、というより迫力に欠けるところがあります。
もちろん、2冊目が出ているということは1冊目が売れている訳で、
これはもう読む価値ありと世の中が認めたということでしょうから、
1冊目を買って損をすることは無いでしょう。
ちなみに、処女作かどうかは、ほぼ著者紹介で分かります。
「著書に~がある。」と記載が無い場合は、処女作である確率が高いです。
不安であれば、ネットで調べれば確実です。
(そこまで神経質になる必要も無いでしょうが…。)
また、2冊どころか、5冊、10冊と出す著者も居ます。
こういった著者の場合は、どこかのタイミングで集大成的な本が出ます。
これは、洗練されている上に内容も充実しているため、
これまで1冊も読んだことが無い場合には文句なく買いなのですが、
既に著作を数冊持っている場合には、重複が多くて耐えられないかもしれません。
音楽CDで言うと、ベストアルバムのようなものでしょうか。(古)
しかし、著者の2冊目が出なかったからといって、
その処女作がダメかと言うと、必ずしもそんなことはありません。
対象の読者層が狭すぎたり、タイトルや装丁が悪かったり、発行部数が少なかったり、
書店での待遇が悪かったり、出した時期が悪かったり…
当然ハズレもありますが、思わぬ掘り出し物に出くわすこともあります。
本を買う時は、そんな観点もひとつ楽しいのではないでしょうか。
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