仕事において「考える」って割と大事

雑記(4) - 2012/02/11 20:40

何かを仕入れ(インプット)て、それに付加価値をつけ(加工)て、送り出す(アウトプット)

この考え方が企業活動の原理原則であることは、異論の無いところかと思います。
例を挙げるならば、自動車メーカーは「鉄やアルミの塊を仕入れて、自動車の形に加工して、販売する。」という具合です。

この原理原則は、実は「企業の中で働くひとりひとり」という規模にも当てはまるじゃないか、というのが今回のお話です。

営業職として飛び回ったり、企画職として新しいことを考えたり、事務職として効率化を図ったり、はたまた管理職として目を光らせたり…

実際には、個人レベルで「自動車」のように物質的に何かを生み出す仕事は少ないと思います。その場合、「アウトプット」とは何か?と言うことになりますが、それは「求められる仕事の成果」と置き換えることができます。

それは、営業職であれば「成約」、企画職であれば「企画」と言うように、「もの」の形をしていないことが多いですが、「アプトプット」と定義することは十分にできると思います。

「アウトプット」がある以上、そこには「インプット」「加工」がしっかりと存在しています。

それは、
「インプット」→情報
「加工」→考える

ということです。

…いや、ちょっと強引かもしれませんが、少しお付き合いください。

「営業職」で言うところの「情報」は、競合他社の動向、顧客の業界情報、顧客の連絡先・性格・フトコロ事情、なんて具合。
「企画職」であれば、マーケットの規模や、マーケティングリサーチ結果、関連する法律…と言った感じでしょうか。
「事務職」であれば、、、(略)

とまぁ、そういった具合に、無意識であったとしても「情報」を起点に活動しているわけです。

次に「考える」ということですが、これはもう、そのままです。仕入れた情報を元に、考えるわけです。「あーでもない、こーでもない」と。

前提はこのくらいにして、ここからが本題です。

先ほど、仕事の成果がアウトプットと置き換えらえると言いましたが、厳密には以下のように考えられます。

仕事の成果 = アウトプットの質 × アウトプットの量

ここでさらに、質は質によって生み出されると考えると、

アウトプットの質 = インプットの質 × 加工の質

と言うことで、代入。

仕事の成果 = インプットの質 × 加工の質 × アウトプットの量

という式ができあがりました。

左辺の「仕事の成果」を上げるためには、右辺の「インプットの質」「加工の質」「アウトプットの量」を上げる必要があります。では、どうすればそれらが上がるのか、ということになります。

インプットの質を高める

まず、インプットの「情報」については、流れの早い今の時代においては「そもそも何が必要な情報か」を見極めることが困難なため、不要な情報を含めて多量に摂取した上で、取捨選択を繰り返して精度を上げることで、質を高めることができると思っています。そのためには兎にも角にも、情報を得るための「時間」が、最も重要な要素になってきます。

加工の質を高める

「加工 = 考える」ことの質を高めるには、とにかく「考える時間を持つ」ということに尽きると思います。考えに考えを重ねることで、得た「情報」を熟成させていく。そうすることで加工の質も上がります。ちなみに、「考え方を学ぶ」というのも加工の質を高めることにはつながると思いますが、効果が現れるまでには時間が掛かり、その時点での「加工の質」にはあまり影響を与えないため、ここでは考えないこととします。

アウトプットの量を増やす

最後に「アウトプットの量」についてですが、これは単純で、アウトプットに費やす「時間」を掛ければかけるほど多くなります。

こうして見てくると、すべての要素に必要なものは「時間」と言うことになります。つまり結論としては、「全てのタイミングに十分な時間を掛けることで、良い成果が得られる」ということになりますね!

…すみません、トイレットペーパーは投げないでください。
「十分な時間があれば成果が上がるのは当たり前だ。」…と、おっしゃる通りです。

ではどうするべきかと言うと、時間を「配分」するしかありません。

しかし残念ながら、この配分には正解がありません。
正解が無いがゆえに個性が出るし、多様な人材があると思っています。

ただ、ここで1つだけ言わせてください。
インプット、加工、アウトプットの、どれか1つが0であれば、成果は0になってしまう。
と言うことを。

情報のインプット無くば成果は上がらず、一方で、考えること無しに成果は上がらない、ということです。また当然ながら、情報も得て、考えもしたけどアウトプットしなかった、というのも成果にはなりません。

個人的な経験からすると、忙しくなってくると「考える」ということが軽視され始め、さらに忙しくなってくると「情報を得る」ということが軽視される。そうすると、アウトプットの量がどれだけ増えたところで、かけ算をすると成果はどんどん小さくなってしまいます。そうならないように気を付けましょうね、はい。

最後の数行を言いたいがために、長々と書いてしまいました。反省。



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